猫バス北海道漫遊 初日 2006/8/10〜11

今年の北海道ツーリングは 久しぶりに大きなバイクで行くことにした。
猫バスは まだ北海道へは連れて行ってやっていない。
たまには 大きなバイクで のんびりやるのも いいかもしれない。

小さいバイクだと 目的地まで行くのが精一杯で 寄り道できないのだ。

夕方早いうちに帰宅して その足ですぐに舞鶴フェリーターミナルに向かう。
旅のはじめは京都ラーメン。ここは往路か復路 どちらか必ず寄るラーメン屋。

旅の気分はここから高まる・・・・のかも?

見送りしてくれる人もいるのだが 先に断っておいた。
一人だけ遊びに行くのに 仕事人に見送りさせるわけにも行かない

突然の携帯コール。友人のボルティさんだ。
「おまえ 今晩北海道か?」 「うん」
「ええなぁ おれはまだ明日も仕事や」
「あ うん 今移動中だから また後で 電話します」

「おまえはええなぁ 遊んでばっかりで 俺なんか今日も上司が・・・・・」

長くなるので 電話をこちらから切った。
良いヤツなんだが 状況を読んでくれない。

あちらでは 会うことはないだろうが また大阪に帰ったら お茶でもしようと思う。
なんせ十年来の付き合いだから お互いきついことを言うが 後が残らない。

しかし最近特に単独行動が多いようだ。
ミーティングに誘ってもこないくせに 私には会いたがるのだ。

たまにお茶に付き合ったりするが最近忙しく しばらく会っていない。

港についてみると カウンターは混雑していた。

今日は満席で キャンセル待ちも大変なようだ。
去年から船の速度が上がって 乗船時間が短くなったが そのかわり乗船定員が少なくなって お盆など積み残しが出るようになった。


燃料の値段も随分上がったようだし フェリー会社の経営もたいへんなのだ。

出航2時間前 バイクが一番先に乗船できる。
だからみんな 人より早く港に来るのだ。

もたもたしていると 今度は一番最後の乗船となる。
つまりバイクは最初に乗るチャンスを逃すと 最後まで待たなければ乗れない。

なんせ船倉の真ん中は クルマとトラックが占拠しているから バイクは両端の端っこに詰め込まれるからだ。

例えていうなら バイクは刺身のつま。

でも・・・刺身のつまでもなんでも 北海道まで寝ててもいけるんだから それで幸せ。
・・・・・・てね。

今年もこの時期は バイクが多いねぇ。この日は170台は乗るそうだ。
まるで お祭りみたい。

こっちは相変わらず 2等船室なんで 適当に部屋をみつくろって(勿論2等の中でだけど) 部屋に入ればよい。

2等寝台以上は指定席なので 案内を聞かなければ部屋を見つけにくい。
 
毎年乗っているベテランなら 目をつぶってても分るんだけどね。

私は・・・・
・・・・・いつも乗ってる2等船室なら充分わかります(笑)

港でちょっと話したこの人に何となくついてゆきました。

この人も やはり2等船室らしく 同じ部屋に陣取ることになりました。

よろしく!

カンバンつきのバリバリのハーレーのりさん。

将来はこういうおじさんになるのもいいな。

12人部屋で10人が入る。
幸い私の隣が ひとつ空いていたので 両隣と私がゆったりできた。

この部屋は バイク乗りが私を含めて7人。

そのうち 仲良く話したのが3人

ハーレーのおじさんは スポーツスターのりで リターンライダーさんだそうだ。

初北海道で 張り切っていらっしゃった。
分る限りの情報提供をして サポートをした。

最近は情報をもらうより あげるほうが多くなった。

後に続く北海道ライダーが 増えてゆくよう 何か良いことをしたい。
私もそうして教えてもらって来たのだから。

後のメンバーは オレンジのシャツのスポーツスターに乗った「ピッコロ」さん
そしてXJR400Rに乗った「ブリキや」さん 

最近はリピーターとばかり話している。
この時期の船は 濃い人が多く 前置きなしで北海道の話が出来るのは良いが 新しい人が入りにくく 新人には説明を交えてお話しをするのがセオリーだ。

何事も親切に。
我々(北海道ライダー)は 絶滅危惧種なのだ。
気長なケアが肝要だ。

汚い足ですまない。これでも風呂で入念に洗ったのだが。

戻る